きみのいる家 〜絵本『てんからのおくりもの』より〜
The home where you’re here -Picture book “Presents from heaven”-
2016 ホログラムアート・ディスプレイ w600×d600×h700mm
Interactive ART/Painting , Animation, Speaker, Display,
Direction/Painting&Sounds Mayuko kanazawa

[作品コンセプト]
本作「きみのいる家」は、2016年7月に出版した絵本『てんからのおくりもの』の主人公の「てん」があたかも空中で巣から飛び出し、鑑賞者の前に駆け寄って花を贈るかのようなアートディスプレイであり、絵本の世界観を映像インスタレーション作品として制作したものである。
ホログラムディスプレイ(空中立体映像)を使用することで、空中に浮遊し、観客に近づいては、はかなく消えゆく「てん」の映像アニメーションは、絵本『てんからのおくりもの』のストーリーでありコンセプトである「無常観:もののあはれ」を表現している。

“The home that you’re in” is in art display. “Give a flower free love” picture book that was published in July 2016. It’s main message is “a gift from heaven”. In this art display, main hero “Heaven” is floating and jumping inside it’s nest, looming in front of the display or giving flowers as gifts. The picture book was adapted as a video installation. The animation of the hero “Heaven”, is projected on hologram display. “Heaven” is floating in the air, getting closer to the viewer or fading out into the air. It expresses “A gift from heaven” concept – “impermanence: mono no aware”. It was exhibited with commentary and design explanation in Ginza Steps Gallery in August 2016 as part of “Picture book time” exhibition. This work has also been used as a promotional window in book stores.
神戸芸術工科大学 学術リポジトリに掲載されました☆↓
https://kobe-du.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=187&item_no=1&page_id=13&block_id=30


環境芸術学会第17回大会 「モノヒトメディア ~環境芸術を語ろう~ 」
@女子美術大学相模原キャンパス
2016年11月12日(土)~13日(日)
http://www.iead.org/2016ac/17plan.html
本作「きみのいる家」は、2016年7月に出版した絵本『てんからのおくりもの』の主人公の「てん」があたかも空中で巣から飛び出し、鑑賞者の前に駆け寄って花を贈るかのようなアートディスプレイであり、絵本の世界観を映像インスタレーション作品として制作したものである。
ホログラムディスプレイ(空中立体映像)を使用することで、空中に浮遊し、観客に近づいては、はかなく消えゆく「てん」の映像アニメーションは、絵本『てんからのおくりもの』のストーリーでありコンセプトである「無常観:もののあはれ」を表現している。


ポスター 期間など coming soon… (急きょ決まりましたので^^;)
デビュー作「ぼくぱぐ」のときも旭屋さんにはおせわになっておりました^^*
本の動画投稿コミュニティサイト「本TUBE」
評論家の宮田徹也さんが個展(2016.8.1~6@ステップスギャラリー銀座)の批評を書いてくださいました。
タイトルはズバリ『万人に対する配慮を行うこと。』です。で、できてるのか^^;
現代美術に対する私の姿勢を見てくださったようで驚き&嬉しい気持ちです。
ありがとうございました。
***
金澤麻由子、ステップス2 年ぶり2 度目の個展である。前回同様、絵本『ポワン』と『てんからのおくりもの』の原画を中心とし、小品を出品した展覧会である。総数、33点である。映像作品《きみのいる家》(2016)も登場した。
よくよく考えれば、絵本の原画とはこれほどまでに大きいのであろうか。まるで現代の絵巻のような印象を受ける。一枚一枚、丁寧に描いていることが伺える。私は立ち会うことができなかったが、金澤は画廊にいて立ち会う者がいる限り、原画を前に絵本の朗読を続けたという。この真剣な姿勢こそが、金澤の魅力なのであろう。
森のようなオブジェにモニターが仕込まれている《きみのいる家》は、抽象性に帯びている点において、アニメーションと区別され映像作品に特化する。ギャラリー入り口の芳名帖前にもモニターが用意され、映
像が投影されていた。「絵が動く」アニメーションというよりも、意識が忽然と流れ続けていた印象が残る。小品は様々な技法で描かれているので、パグを主題定めて
いても、様々な変化が生じている。矩形、円形と支持体に工夫が成され、額装されているので、家庭に置き易くなっている。こういった配慮も時には必要となる。
グッズもトートバッグ、クリアファイル、ポストカード、ノート、お菓子などに展開していて、手に入りやすくなっている。当然、絵本を手に取ることもできた。
この展覧会で思うことは、金澤が自ら学んだ現代美術のあらゆる手法を駆使して、自らのイメージを具現化し、多様に拡大することに主眼が置かれていることである。
美術に興味がなくとも金澤の作品を愛する者は、自分の興味があることが実は美術なのだということを自覚する場なのかも知れない。美術、特に現代美術とは専門性に陥りがちであり、本来の性質である万人に向けられていることに対して配慮が欠落する場合があることも、私は気付かされたのであった。

絵本『てんからのおくりもの』原画展@ジュンク堂三宮 ♪
一部原画やグッズなども販売用としてフェア展開しています。
サイン絵本も販売しています。ぜひ、お立ち寄りください^^*
2016年9月5日〜10月3日まで
徳島新聞 2016年8月25日
徳島県の作家仲間からうれしい一方頂きました☆
「今朝、こちら(徳島県)の地元紙・徳島新聞で、鳴門教育大学(とても優秀な大学です)の学生さんが、金澤さんの作品を紹介している記事がありましたので、切り抜き送ります!」
ありがとうございます^^*

『てんからのおくりもの』発売記念イベントin TSUTAYA BOOKSTOREららぽーとEXPOCITY店を開催しました☆シアターを使った映像音楽による読み聞かせには、ヒーリング効果あり!?書店員さん曰く 「子供達がしっとり聴いてる〜こんなのはじめて(*’o’*)」だそうです^^*古後公隆さんの旋律と落ち着いた灯りのもと、クイズ・似顔絵特典・ホログ ラム展示・デジタル顔出しパネル…等盛りだくさん。皆様ありがとうございました!
2016年7月16日

絵本『てんからのおくりもの』発売日に大垣書店神戸ハーバーランドumie店 キッズスペースにて読み聞かせイベント行いました。
練習では自作に感情移入しすぎて、涙で読み聞かせできるかヤバイ状態だったのですが ヾ(~∇~;)ォィ 書店員さんや出版社さんのお力あって、アニメーション映像に合わせて歌い、語り、、子供達の似顔絵を描いたり「絵本な時間」を過ごさせていただきました。
新作のホログラムアニメーションのオブジェも子供達はのぞいたり、つんつんしたり、遊んでくれてて「あぁ〜作って良かった☆」と前日までのドタバタも吹き飛ばしてくれました(*゚ー゚*)
■日時:2016年7月9日
■イベント内容
13:00~
①映像と音楽による絵本の読み聞かせ
②クイズ「”てん”ってなあに?」
③お絵かきワークショップ「ぼく・わたしからのおくりもの」
④空中に浮かびあがるメディアアート”てん”と遊ぼう!
14:30~ 似顔絵&サインプレゼント
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■絵本複製原画展@大垣書店神戸ハーバーランドumie店
6月5日~7月末同時開催☆
金澤麻由子の絵本『ぼくぱく』『ポワン』新作『てんからのおくりもの』と絵画たち
癒しの時間になりますよう、一枚一枚描きました。ぜひお越しください^^*


日時:8月1日(月)〜6日(土)12:00〜19:00(最終日17:00まで)
場所:ステップスギャラリー銀座
http://www.stepsgallery.org/