【3月17日】防災絵本 出版記念フォーラム 『たったひとつのおやくそく』
【第1回】神戸発!防災絵本 出版記念フォーラム 3月17日
~震災を知らない子どもたちに身を守る智恵を届ける~
釜石・陸前高田・石巻で学んだ「津波てんでんこ」を絵本で伝えたい!
◯ イベント詳細:入場無料(定員150名)
<防災100年えほんプロジェクト・フォーラム 2024>
創作絵本で伝え広げる、災害語り継ぎと防災・減災
2024年3月17日(日)14時~16時
会場:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 東館1F こころのシアター
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
主催:防災100年えほんプロジェクト実行委員会 /阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
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本作を描いたきっかけは、防災の知恵を絵本の力で伝える本プロジェクトを「人と防災未来センター」のプロデューサー(写真左)から伺いました。本プロジェクトは、全国から寄せられた防災にまつわる原稿を10作品に絞り込み、公開し、その中から、創作したい原案の絵本化をかけて、絵本作家が企画書で競うコンペティション形式のプロジェクトです。私自身、神戸で生まれ、中学1年生のときに阪神淡路大震災を経験し、東日本大地震では、江の島で孤立するなど2度の被災体験から、過去2冊の絵本(『地震がおきたら』BL出版、『きみはぼうさいたいし』金の星社)で防災の大切さを表現し、読み聞かせやワークショップなどに取り組んできました。ですので、本プロジェクトに興味を持ち、その内、本作の原案に惹かれました。子どもでも、たった一人で非難せよと唱える「津波てんでんこ」の厳しさや葛藤、また人と人との繋がりや尊さを感じ、感銘を受けたこの原案を、どうしても絵本化したかったのです。
私の企画書が入選し、実際、岩手の釜石・陸前高田・石巻などを、一人でレンタカーで取材する中で、多くの幼い命が亡くなったことを知り、震災を知らない子どもたちにも、身を守る智恵を絵本で伝えたいと強く思いました。また、南海トラフ巨大地震を目前に控え、海に囲まれた島国で暮らす私たちには、津波は他人事ではありません。ぜひ、絵本を手にとっていただけましたら幸いです。