Posts Tagged ‘きみはぼうさいたいし’

【2024年3月絵本化決定】防災100年えほんプロジェクトに企画が採択されました

今年度スタートした神戸「人と防災未来センター」が主催する防災100年えほんプロジェクトに企画が採択されました。
本日「防災100年ものがたり 第1回 絵本化コンペ」の記者発表があり、事前に入選した10作品の「ものがたり」の中から、絵本化したい作品を選び、企画書で勝負するコンペです。
どの作品も良かったのですが、思わず電車の中で号泣してしまった横林 良純さん原案の「たったひとつのおやくそく」を選びました。
(※画像はイメージボードです)
審査員の方々に、想いが伝わったようで嬉しいです
絵の表現力、絵本制作における知識の有無、原作のものがたりの読み込み度合い、絵本化の提案における独創性やクリエイティビティ等の観点から評価を行っていただいたそうです。
防災絵本も「3冊目」。(『地震がおきたら』 『きみはぼうさいたいし』に続く第3弾 )
今回の主人公は女の子。
ずっと男の子ばかりだったので、嬉しい。
反面、地震・津波の恐ろしさや家族の絆を描いていくので、
資料集めなどやること山盛りです。。
神戸新聞総合印刷の編集者さんの元で
令和6年3月(予定)に3冊の絵本を刊行予定です。
もう頑張るしかない。
この夏はラフ切りまくります!
【選定結果】
絵本化が決定した作品(ものがたり)は以下の3作品です。
作品(ものがたり)名 作者 絵本化コンペ・提案者
『たったひとつのおやくそく』  横林 良純  金澤 麻由子
『ぼうさいぶくろのちいさなポケット』  たかますあやか  ござとまと(twotwotwo)
『お地蔵さんのお化粧係 』 御崎あおい  たさき きょうこ
【お問い合わせ】
防災100年えほんプロジェクト実行委員会事務局
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
事業部運営課
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
TEL;078-262-5502/FAX;078-262-5509
E-Mail;contact@bosai100nen-ehon.org

「絵本で防災教育! in 淡路」12/4(日)対談:アナウンサー古賀涼子さん×金澤麻由子

 

12/4(日)に淡路島でアナウンサーの古賀涼子さんと
絵本と防災というテーマで対談させていただきます。
古賀さんは、絵本専門士・防災士かつ、アナウンサーということでお話上手だと思うので、どーんと安心し切っております(笑)
どんなお話が出てくるのか、いやはや
阪神淡路大震災・東日本大震災の実体験エピソードや
防災絵本ができるまでのマル秘㊙️裏話まで、
楽しく学んでいただけるような講演会にしたいと思います。

【公式HPより】
読書活動推進セミナー「絵本で防災教育! in 淡路」
絵本や体験活動を通して、子ども達へ「防災・減災」の大切さを
伝える方法を考えてみませんか?
第1部では、アナウンサーで絵本専門士・防災士の古賀涼子さんと、
関する絵本を手掛ける絵本作家のかなざわまゆこさんに、
「絵本で伝える防災・減災」について語っていただきます。
第2部では、絵本専門士・防災士の弘田恵子さんと子ども向けの
「絵本×防災プログラム」について考えるワークショップを行います!
子どもの読書活動や体験活動にご興味のある方は、お気軽にお申し込みください!
日程:2022年12月4日(日)
   12:30~16:30(12:00開場)予定
会場:国立淡路青少年交流の家(兵庫県南あわじ市阿万塩屋町757-39)
   アクセス https://awaji.niye.go.jp/access/
対象:子どもの読書活動や体験活動にご興味のある方、どなたでも
定員:50名(先着順)
参加費:無料
【お問い合わせ】
公益財団法人 文字・活字文化推進機構
「読書活動推進セミナー」事務局
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-2-30
TEL 03-3511-7305(平日10時~17時)
MAIL office@mojikatsuji.or.jp

「別冊太陽」(2022年8月)掲載〜絵本で学ぶSDGs〜

2022年8月25日に出版された『別冊太陽 絵本で学ぶSDGs』に、イラストを手がけた 絵本『きみはぼうさいたいし』(金の星社)が掲載されています。

持続可能な開発目標(SDGs)が掲げた17のゴールのうち、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」について、西元道子さん(絵本専門士・幼稚園園長代理)が書評されています。

絵本『きみはぼうさいたいし

にかいとしひろ/原著/すずきみゆき/かなざわまゆこ/イラスト
出版社:金の星社
発行年月日:2021年06月05日
ISBN: 978-4-323-02475-2
本体1300円+税
32P 236mm×246mm

持続可能な地球を目標に、2030年までの達成を掲げたSDGs。
17のゴールに向けて、読んでおきたい絵本を絵本専門士が厳選!

「この本読んで!」(2021年秋 80号)掲載〜防災×SDGs×絵本〜

絵本と読み聞かせの情報誌「この本読んで!」(2021年秋 80号)の
人気連載コーナー「子どもたちの未来とSDGs絵本」に
防災絵本『きみはぼうさいたいし』を掲載していただきました!
なるほど、「防災」もSDGsなんですね〜!!
普段は、自宅アトリエで籠って描いてて
絵を描くことっていうのは、小さな小さな一歩なんですが、
世界平和やつながりの循環の一部になっていけるよう
コツコツ頑張りたいと思います♪

とても励みになりました^^*

防災絵本『きみはぼうさいたいし』(金の星社)はこちら
↓↓↓
(今すぐ確認する)
   

2021年9月24日掲載『図書新聞』書評〜政治評論家の森田 実さん〜

🍀書評・二階幹事長と作った防災絵本🍀
この夏は、自民党・二階幹事長と絵本作りさせていただきました🌟
出版業界紙『図書新聞』に 政治評論家の森田 実さんが
災害の教訓伝える防災絵本『きみはぼうさいたいし』について
大きな記事でご紹介くださいました🤗💕
超・長文だぁ〜〜😅
重みあるお言葉、感謝感激です✨
※森田 実(もりた みのる、1932年生まれ)
株式会社森田総合研究所代表取締役。
***
 わが国の重要な基本政策のひとつとして
「防災・減災・国土強靭化」がある。
阪神淡路大震災、東日本大震災、そして
世界的な異常気象もあいまって、
多くの災害に台頭しなければならない宿命を負っているのが日本である。
 国をあげての防災対策の重要性をいち早く提唱したのが、
本書の原作者である衆議院議員の二階俊博だった。
自民党主党が下野している時期に、
わずか数名の国会議員とともに、
津波対策と国土強靭化に向けての議員立法をめざして
尽力した中心人物が二階俊博だった。
 二階俊博、林幹雄等の努力の結果、津波対策の立法化が実現した。
さらに世界に向けて「津波の日」を提唱し、
11月5日を「世界津波の日」に制定することを提案した。
2015年に国連総会で採択され「世界津波の日」となった。
世界諸国民と各国政府が津波の脅威に関心をもち、
その対策を講じていく重要性を世界中が認識していく契機ともなった。
この11月5日は、1854(安政元)年、安政南海地震による津波が
今の和歌山県広川町を襲った際、濱口梧陵が稲むら(刈りとった稲束)に火をつけ、
津波から逃げ遅れた村人を高台に導いて、
多くの命を救った逸話「いなむらの火」の故事で知られる日だ。
不幸にして災害に遭ったが、人々の知恵によって
尊い人命が救われた成功体験の日ともいえる。
 この「いなむらの火」のエピソードをモチーフとして、本書は制作された。
作品の主人公は「こうた」君。
日頃から医師のお母さんから防災教育をうけている。
そして、こうた君が防災のあれこれを学んだのが、
濱口梧陵(ごりょうさん)という設定である。
現代の子どもたちに伝わりやすいように、
絵本で展開される出来事は、子どもたちの身近に起きそうな内容となっている。
こどもたちがキャンプ場で、どしゃぶり雨のため、でんきもつかえなくなった時、
いつもさいがいにそなえて、避難訓練をしているお母さんの声が聞こえてきます。
こうたの知恵で危機を乗り越えました。(本書より)
 私は、原作者・二階俊博とは四十年来の友人関係にあるが、
ふだん二階俊博はけっして饒舌ではない。
むしろ寡黙であり、他社の話にじっと聞き入るというタイプの人である。
政治家としては珍しい存在といえるかもしれない。
その二階俊博が、本書について、
「この絵本のこうたは、私の少年時代をモデルにした本です」と
少し遠慮がちに語ってくれた。
二階俊博の母は、地元で著名な医師だった。
私が実際に和歌山で取材したとき、少年時代の二階俊博を知る多くが、
「二階さんは、子どもの頃から賢く群を抜いて優秀で、
みんなのリーダーでした」と語っていたのを思い出した。
 二階俊博が本書の原作を作成するきっかけとなったのは、
「防災・減災」対策における最重要課題として、
「どんな災害が起きても一人も命を失わないようにしたい」
という強い願いである。
そのためには、万全の防災対策が必要だ。
同時に一人ひとりの意識の中に、
ふだんから防災意識をもつことが不可欠である。
先の東日本大震災の際にも、「てんでんこ」という言葉があった。
各自が一刻も早く高台に避難するという合言葉が、
多くの命を救った事実がある。
幼い頃から何度も聞かされていたからこそ、災害時に役立ったのだ。
だから、幼い子どもの頃から防災に関心と高い意識をもつことが必要である。
本書は、「こどもたちこそが、防災・減災の主役に育ってほしい」という
二階俊博自身の願いを込めた絵本である。
 政治家が本を著すのは珍しくないが、
子ども向けに絵本を刊行したという例は寡聞にしてきかない。
しかし、政治家が子供達にメッセージを伝えることは、大きな意味がある。
これまで日本の政治家が意識しなかったことを
二階俊博は実行したのである。
ユニークな発想と抜群の実行力の二階俊博らしい絵本の刊行だと思う。
 先日、本書を私が所属している福島県いわき市にある
東日本国際大学の理事長に贈呈した。
理事長は孫娘と本書を広げ、孫が目を輝かして
絵本に没入するのを目の当たりにして、
大学附属幼稚園の全園児と幼稚園教諭養成過程に在学する学生に読んでもらおうと
一括購入して配布し、好評を博しているという。
各家庭、幼児教育現場、公立図書館などを通じて、
一人でも多くの子どもたちに本書が届けられることを願う。
 本書は、すぐれた絵本であり、幼児から小学校低学年向けの
格好の防災教育テキストである。
だからこそ、私は本書が日本国内だけでは勿体ないと思う。
是非、本書を翻訳し、海外の子どもたちにも読んで欲しい。
わが国の児童書版元は、海外の優れた作品を積極的に日本語に翻訳して、
日本の子どもたちに提供していると評価できる。
だが、日本の児童文学や絵本を、外国語に翻訳して
世界に発信する実践は十分とはいえないだろう。
本書は、絵も美しく、文章も優れている。
まずは、英語に翻訳して広く世界に防災を訴えるきっかけとしていただければと願う。
(政治評論家)
***
森田先生ありがとうございます♪
FBでもご紹介いただいており、とてもありがたいです^^*
防災絵本『きみはぼうさいたいし』(金の星社)はこちら
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